アイディア発想のための刺激を得る手法
タウンウォッチング法
街(SNS)の刺激によってアイディアのきっかけをつかむ
タウン・ウォッチング法とは?
アイデアを発想する前に、街を歩いてメモをとることによって、
新しいヒントや欲しい情報を得るという技法。
「問題提起と具合的目的を持って街を見る」
→「自分はどのような情報がほしいのか?」
「今どんな課題に向かっているのか?」などの意識をもつことで、
街に対する見方も変わり、得られる情報の違ってきます。
普段、何気なく見ている景色も、明快な目標を持って見てみることとで、
意味のある情報になり得ます。
・異質馴化(じゅんか)(見慣れないものを見慣れたものにすること)
→初めて見聞きしたものを、自身の熟知したものを結びつけて考えること。
・馴(じゅん)室異化 (見慣れたものを見慣れないもにすること)
→よく熟知している事象を新しい角度から見直してみいること。
「手順」
①歩きながらメモを取りながら街を見る。「意識、興味、好奇心」
②歩きながら観察したこと・気づいたことを「こまめにメモを取る、写真を撮影」
→観察した事象に触発されて何を感じたか?
→その事象の背景には何があるか?
③観察している最中、街中にいる段階で発想してみる。「インタウン発想」
→このイメージは、こんなことに利用できるのでは?
→この配列は、コンセプトになるのでは?
④タウン・ウォッチングの結果を整理する。
それ以外で集めた情報と組み合わせて、「再度発想」
→このイメージは、こんなことに利用できるのでは?
→この配列は、コンセプトになるのでは?
by Kazuhiro Hirao
Thinking Method
建築デザイン発想法(学芸出版社)
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